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内湖。
大きな画像は続きにあります。
今日はどんよりと曇った1日だったが、雨が降ることはなかったので、また飽きもせず娘と一番下の息子を連れて琵琶湖畔にある沼に行ってきた。一週間分のパンの耳を取っておいて、休みには鴨やアヒル、ガチョウに砕いて与える。そんな休日の過ごし方が最近お気に入りの子供達。もちろん、費用は一切かかんないから、親の立場でもありがたい話だ。
この沼はいつからあるんだろう・・。私が結婚した時にはすでにあった。こんな公園になっていたのかなぁ・・。ココにあることが当たり前で、全然気にしたことがなかった。いつも何気に通る看板の前に立ち止まった時、大きな文字が目に入ってきた。国定公園 ○○内湖 と。
内湖？琵琶湖に内湖というのは初めて知った。そう言えば、琵琶湖畔にはあっちにもこっちにも、同じように公園化された沼がいくつかある。それはみんな琵琶湖の内湖だったんだな。長いこと琵琶湖の恵で生活させてもらっているのに、そんなことも知らなかったなんて情けない話（汗
ところで、内湖の役割ってなんなんだろう？と思って、検索してみたら、一つの記事を見つけた。
【琵琶湖を探る】(２)価値再発見「内湖」
内湖は琵琶湖と水路でつながり、水生生物が自由に行き交っている。水質を浄化して琵琶湖の富栄養化を防ぐ機能も持っているため、最近、魚類の産卵や植物の育成の場所として注目を集め、復元や保全に向けた取り組みが広がっている。そして、
「内湖の保全や復元として、これまで行政が行ってきたのは内湖の『公園化』だった。なぜ何の科学的根拠もなく公園になってしまうのか、それはにせものの自然です」。内湖そのものの存在を知らなかった私に言う資格はないのだろうが、公園が整備され綺麗になったと喜んでいて、後で取り返しのつかないことになっているんだね。行政はいろんな方向（たとえば水害とか）から内湖を整備することを考えているんだろうけど、やっぱり昔からの自然の姿が理にかなっものなんじゃないかと思ってしまう。今更私が言ってもどうなるっていうでもないし、実際その公園を美しいと思い、足を運んでいるんだし。
でも今日はちょっと考えるきっかけが出来てよかった。知らないまま過ごすより、もっとあの沼を大事に思えるような気がしてきた。
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コメント
初めまして。
内湖の重要性ってあまり知られていないのですよね。
で、今月『内湖からのメッセージ』という本を発行します。
昔はなんか澱んでいた沼地が実は生き物の大切な棲み処だったのです。
>木綿屋おせんさん
コメントありがとうございます！
『内湖からのメッセージ』是非読んでみたいです！
私は琵琶湖で育っていなくて、嫁いできて琵琶湖の素晴らしさを感じて、そして内湖のことも知りました。
生き物にやさしい内湖、ずっと守って行きたいです。
