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文子天満宮
ひっそりとした裏通りにありました。文子天満宮。
なにげに通り過ぎようとした時に、自転車に乗ったおじさんが声をかけてきました。文子様というのは菅原道真公の乳母でココは天神様を祭った一番古い神社ですよ、お参りして行きなさい・・。と、そんなことを。
鳥居をくぐって入ってみると、ひっそりとしたたたずまいの小さな神社で、文子像は神社を見守るように、静かに、微笑んでいます。
同じ母という立場から、文子様は菅原道真公をどういう風に可愛がられたんだろう・・と、ふとそんなことを考えながら、写真を撮らせていただきました。
鳥居の前に背丈ほどに伸びたノボタンが優しく咲いていていました。青い空に映える鳥居とノボタン、しばらくうっとりと眺めてから文子天満宮を後にしたのです。
photo: Canon EOS Kiss Digital N / TAMRON SP AF90mm F2.8 272E